がんになって、日常を大切に

急性骨髄性白血病のワーキングママ、大切な日常を過ごすために。

④セカンドオピニオン

わずか3ヶ月で再発した私。再発したらセカンドオピニオンを受けようと元々決めてました。

 

✔︎主治医から

主治医も同意見だった様で、もう既に資料を準備中でした。先生の薦める病院をいくつか教えてもらい、話を聞く病院を検討する事に。いずれにせよ移植なので、移植の実績が豊富な所を2カ所選び、アポを取る事にしました。先生の意見としても、日程的にも、私の体力的にも2カ所で良いだろうと、判断しました。1カ所で4万位しますしね。。。

 

✔︎アポ取り

まず一つ目の病院は電話に直接先生が出てくださり、「僕が対応します」とその場で日時まで調整頂けました。対応力の速さにびっくりしました。二つ目の病院も迅速に対応頂け、二日続けて病院を回る事になりました。

 

✔︎一日目

病気の人がこんなにいるのか、と思うほど人が沢山いて、正直窮屈に感じる空間でした。物腰柔らかそうな先生が現れ、

「先生方も驚かれたと思います。数値を拝見しましたが、移植後のこの回復状況で再発するとは、誰も予期できない。それだけ珍しく手強い相手だと思います。」

これまでの治療を肯定してもらえ安堵したと共に、状況の厳しさを感じました。言葉は柔らかいですが、ここではより攻めた治療をする印象を受け、

「言葉を選んでいるようですが、先生の直感としてはどう捉えてますか」

と伺ったところ、

「何かしら(臓器)を犠牲にするつもりで臨まれる覚悟が必要かと」

だいぶ厳しい言葉ですが、先生の誠意を感じる言葉でした。帰り道は、外がどしゃ降りの雨だった事もあり、世界が真っ暗になってしまった様に感じました。

 

✔︎二日目

一日目に話を聞いた事で、聞きたい内容もよりクリアになりました。対応頂いたのは、診療部長でこちらも物腰柔らかな方でした。こちらの聞きたい内容に的確に答えて頂き、

「染色体異常の珍しさ以上に、今回の移植効果をどの様に高めるかが重要」

と、前日の話をまるっと包み込む様な言葉を掛けて頂きました。治療方針も現在の病院とさほど変わらない事も分かり、背中を押してもらいました。人間性の良さも滲みでた方でした。

 

✔︎行って良かった

違う立場の先生に話を聞けて、本当に行って良かったと思います。フィードバックするのは当たり前なのですが、一日目の先生は主治医に電話をして、意見してくれたそうです。本当に誠意ある方です。

お陰で我々夫婦も治療への理解が深まったとともに意見をしっかり持つ事ができ、先生に何を優先して欲しいかがハッキリしました。

 

様々な先生の話を聞ける環境下にいる事をすごく有り難く思いました。

 

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