がんになって、日常を大切に

急性骨髄性白血病のワーキングママ、大切な日常を過ごすために。

⑥2クール目の化学療法のはずが…

✔︎2クール目の化学療法

軽井沢の旅行の後、入院しました。以前割と効果のあった薬剤でやる事にしました。夜中にも注射されるので、寝づらくなるかなと思いきや、朝起きるのがシンドイ位よく眠れてました。

病院に慣れすぎて、もやは実家より寝やすい。これを機にNetflixを契約したので、遅ればせながら「愛の不時着」にどっぷり。快適です笑

 

✔︎退院のはずが…

抗がん剤で叩いた血球も回復の兆しが見えたので、先生より

「近い内に一時退院しましょ。その前に骨髄穿刺します。」

とゆう事で、マルクを。主治医じゃなくて担当医だったので、抜く時痛かったけど、研修医よりはマシ。外来でやった研修医が泣くほど痛かった!あの時は、周りも「ゆっくり呼吸してー!」とお産状態だった…

 

「骨髄の芽球(がん細胞)の割合が高い。退院するのは危険です。

抗がん剤を強めて、そのまま移植に入りましょう」

 

退院できない…

このまま移植じゃ、あと3ヶ月近く帰れない。そんなつもりで来てない…

その場では、状況を理解し、納得しようとしました。

 

✔︎運動会が…

保育園の運動会、昨年も私は入院してましたが、そもそも親一人しか参加出来なかったので、諦めもつきました。今年は二人まで同伴がOKになったのです。ちょうど参加票の紙が渡されてきて、テレビ電話越しに娘が

「今年はお母さん来れるよね!?」
 

と聞いてきたので、旦那が代わりに

「お母さん、入院延びちゃったから来れなくなっちゃった」

と言うと、娘は声を殺して泣き始めました。

これは、ツラかった...何よりもツラかった。

 

✔︎ちゃんと泣いたほうがよい

看護師さんが声をかけてくれました。

「入院延びちゃったんだってね。泣いてもよいんだよ。」
 

そう言われたら、ボロボロ涙が出てきて、娘の運動会に行きたかったこと、一度帰って気持ちを切り替えてから移植に臨みたかったこと、など話す事ができました。泣いている中ずっと、看護師さんは背中をさすってくれていました。

「〇〇さん、(泣かせてくれて)ありがとう」

感謝の気持ちを伝えました。ほんとうに、これですっきりしたのです。

その後、緩和の先生も来てくださり、私が今どうゆう気持ちか、今回の移植に臨む思いも伝え、不安点も話すことができました。移植に関わるスタッフが、私の思いを理解してくれ、参加できない運動会の代わりにクリスマスまでには子供たちの元へ!という目標を共有してくれました。

 

頻繁に入退院しているからですが、私の性格も考慮したうえで接してくれているスタッフの皆さんには、本当に感謝です。移植するのがこの病院で良かったとしみじみ感じました。

 

本日もお越しいただき、お読みいただきありがとうございます♪

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