がんになって、日常を大切に

急性骨髄性白血病のワーキングママ、大切な日常を過ごすために。

私の治療法

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抗がん剤と支持療法剤(併用して使用する制吐剤や抗アレルギー剤など)を明記したものを「レジメン」というそうです。以下が、抗がん剤を主に書いた「私のレジメン」です。

私の苦手なカタカナが多くなります…濁点多すぎて、間違ってたらすみません。。。

✔︎寛解導入法(化学療法1クール)

2月上旬、入院した翌日より開始です。

IDR+AraC(商品名はイダマイシン+キロサイド)

キロサイドって、なんか強そうな名前ですよね。これは24時間点滴。イダマイシンはオレンジ色でした。これは標準的なコース。

造血器腫瘍診療ガイドライン【Web】|一般社団法人 日本血液学会

入院中は以下の感じ。

最初の1週間  

抗がん剤week。悪い細胞(私は骨髄芽球)含めて、私の細胞をぶっ叩く!

2週目

正常な白血球や赤血球、血小板達も減ってしまうので、無防備な状態。防御力なし。

3週目

血球君達が頑張って回復する気配をのぞかせてくる。ヒョコッ、ヒョコッ。

4週目

白血球が1.0(10^3/μL)越えてきて、マルク(骨髄穿刺)して、骨髄芽球5%以内。完全寛解で退院。

  

dailylife-taisetsuni.hatenablog.com

 

✔︎救援療法的地固め?(化学療法2クール目)

地固め療法としては、キロサイド大量療法が主流みたいですが、私の染色体異常のリスクから1クール目とは違う薬剤を併用する事になりました。それがMEC療法。再発時や難治性の場合に採用される事が多いとか。

MIT+ETP+AraC(商品名はノバントロン+エトポシド+キロサイド)

ノバントロンの青は毒々しい…

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このクールでも1クール目と同じ様な過程をたどって、完全寛解に至れました。しかも、細胞遺伝学的寛解(染色体レベルで悪い細胞がいない)。

こんなに抗がん剤効くのに、移植しないといけないのかなーとも思ったり。。

  

dailylife-taisetsuni.hatenablog.com

 

✔︎移植前処置

移植前の抗がん剤メニューは医師によって、意見の分かれる所だそうで。30代である私の今後の事も考え、放射線治療は選択肢から外されてました。

放射線は使いませんが、それ同等の一番強いコースでやりたいと思います。○○さんなら耐えられると思います。

耐えられる。。。

先生の言う耐えられるは体的に重症化しないと見てると言う意味で、一般人の定義とは違う気も…

サラッと言うな。。耐えるつもりでおりますけど…

骨髄破壊的前処置のFlu+Bu+MEL(商品名はフルダラ+ブスルフェクス+アルケラン)

いやぁ〜ツラかった。化学療法1、2クール目とはレベルが違う。。。詳細は後日。

 

どーでもいいことですが、抗がん剤の名前って、「ン」と濁点の頻度高め。前処置は「ル」が多いなぁ。ややこしい。

私は理系ですが、薬学部、絶対無理だったなぁーと今改めて思ったり。

 

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