がんになって、日常を大切に

急性骨髄性白血病のワーキングママ、大切な日常を過ごすために。

臍帯血移植とは

✔︎臍帯血とは

赤ちゃんとお母さんを結ぶ臍帯(臍の緒)と胎盤にある血液のことです。ここに造血幹細胞が存在するのです。

さい帯血バンクについて|造血幹細胞移植情報サービス|日本赤十字社

✔︎長所

早くできる

最大の長所は、コーディネートが早い事だと私は思います。既に採取済みで冷凍保存されているため、臍帯血バンクから輸送されれば、すぐできます。骨髄移植だと、血縁者なら早くできる様ですが、バンクの場合はドナーの検査や調整に時間を要するみたいです。

HLA型の許容範囲が広い

骨髄移植より型のズレへの許容範囲が広いので、バンクで適合者が少ないとゆう方にも希望があります。

✔︎短所

生着不全のリスク

骨髄移植に比べ、生着(ドナーさんの細胞が根付き、正常な造血機能を回復する状態)までに時間がかかり、生着しないリスクが骨髄移植に比べ高いこと。

細胞数問題

臍帯血移植のドナーの良し悪しは「細胞数」だそうです。骨髄移植に比べ採取量が少ないので、大きい人には不利みたいです。

歴史が浅い

骨髄移植に比べ、歴史が浅い。最近は件数も伸びてきているよう。

移植データ | 一般社団法人 日本造血細胞移植データセンター

 

✔︎結局は、納得できるか

造血幹細胞移植:[国立がん研究センター がん情報サービス 一般の方へ]

短所長所はありますが、病院の得意不得意があるので、慣れてる移植方法が良いと、別の病院の先生が仰ってました。

そして、一番大事な事は、患者さんご本人の「納得感」だと私は思います。それなりにリスクのある治療です。身体的に辛い時期も長いので、腹落ちしてから治療に臨まないと、余計にシンドイと思うのです。

自身に合う治療を主治医とよく話し合う事が大切だと思いました。