がんになって、日常を大切に

急性骨髄性白血病のワーキングママ、大切な日常を過ごすために。

②臍帯血移植準備〜救援療法〜

現在退院しておりますが、腹痛が発生したりで更新が滞っておりました。。。やっとこさ、移植の話を進めようと思います。

第二クールでは、移植の準備が進められてました。

✔︎検査&他科受診

以前も記載しましたが、歯科、消化器外科、耳鼻科を受診しました。免疫力が著しく低下した際に、虫歯、痔、蓄膿症があると痛くなるそうで、その検査でした。

他にも肺活量等を確認する呼吸器検査を実施しました。ピュー、吸って!!吐いてー!!と検査技師さんに大声で叫ばれて、だいぶ圧倒される検査でした。。。

✔︎無菌室の説明

無菌室入室に際して、注意事項が色々あるため、事前に看護師さん達から説明がありました。

  • 開封したものは24時間以内飲食
  • 発酵食品、ナッツ&ドライフルーツ、グレープフルーツダメ
  • 歯磨き等新品の物を用意
  • 紙コップ、使い捨て食器を用意

飲み物の確保が大変だなと感じ、移植入院時は500mlの水を段ボールで持ち込みました。

移植に伴う副作用の説明も丁寧にして頂きました。

※病院によって決まりは色々と思います。ご確認ください

 

✔︎臍帯血バンク

先生方が候補の臍帯血を決めた頃、書類にサインをしました。私のHLA型検査や臍帯血輸送に関して記載があり、提出先は「関東甲信越臍帯血バンク」となってました。地域によって6箇所臍帯血バンクがあるようです。

さい帯血バンクについて|造血幹細胞移植情報サービス|日本赤十字社

関東甲信越さい帯血バンク|関東甲信越ブロック血液センター|日本赤十字社

出産にあたり、臍帯血の保存のパンフレットをもらいましたが、あれはプライベートバンクだったこと、上記の公的バンクとは目的が異なる事を、ここにきてよく理解しました。

赤ちゃんとお母さんを結ぶ「へその緒=臍帯」にこんな力があるなんて、赤ちゃんを産む事は奇跡の連続とゆうか、スゴイ事だなぁ、と改めて実感しました。

私のエゴですが、将来、子供が赤ちゃんを授かる機会があれば、臍帯血提供病院を選んで欲しい、と願っています。

さい帯血提供のお願い|関東甲信越ブロック血液センター|日本赤十字社