がんになって、日常を大切に

急性骨髄性白血病のワーキングママ、大切な日常を過ごすために。

①私の感情〜入院(化学療法)〜

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子供

入院2日目の夕方には、血液内科の病棟に移動しました。6人部屋ですが、私ともう一人が窓ぎわにいるだけで、ほぼ二人部屋。


呼吸器センターとは違って、ゆったり時間が流れてる感じがしました。


初日にトラブル処理モードになり、感情を何処かに置いてきた私。

家族の事を考える時だけ、感情が動く気がしました。


当時、上の子は3歳目前。下の子は1歳目前でした。こんな可愛い時期になんで側にいてあげられないのだろうか。。。


2歳差育児にてんてこ舞いだった日々。

上の子をもっと抱きしめてあげれば良かった。。。下の子の成長をもっと丁寧に見てあげれば良かった。。。


こんな小さな時期に母親がいない生活なんて大丈夫なのだろうか。。。少なくとも半年位いない事になるのでは。。


とゆうか、誕生日はどうなる⁉︎⁉︎

1ヶ月後、2ヶ月後がそれぞれ誕生日でした。

わぁー、何としても家にいてあげたい!


この時は、主治医に泣きながら訴え、一時退院のタイミングを考慮してもらいました。


旦那

下の子がまだ保育園に通っていないので、旦那は仕事を休まざるを得ませんでした。急遽、育休を取得することに。


下の子の出産の際に休業期間があったため、旦那は家事も育児も慣れてはいました。


とはいえ、ウチの子達は

「絶望的に寝ることが苦手‼︎」で、夫婦2人がかりで何とか対応してきました。


それを一人で出来るのだろうか…


自分の病気より、よっぽど旦那の方が心配だったのですが、義母にも協力してもらいながら、頑張ってもらう事にしました。


不安に対する医療体制

上記の不安は、看護師さんや緩和ケアチームの方にお話ししてました。


自分の感情を口にするのが、得意ではない私ですが、声掛けが上手なのでしょうか。。きちんとお話を聞いてくれました。


今思うと、緊急入院で年齢もそこそこ若く、幼い子供もいて、緩和ケアの要注意人物だったのでしょう。

さらに、入院して数日後、子供の頃私の面倒を見てくれた祖父が亡くなりました。


そらー毎日、緩和ケアチームが顔を出す訳だ。


その中で、以下の言葉が印象的でした。

「不安を口に出来るとゆうは、とても良いことです」


旦那にも同じ言葉をかけ、相談センター等を活用できること、一人で溜め込まない様にと伝えました。


コロナで面会できないことで、看護師さんお医者さんと気軽に話が出来ず、家族も不安やモヤモヤを抱える事が多くなっている気がします。


医療関係者が忙しいのは重々承知してますが、家族宛の電話報告の頻度をあげることは可能か、家族がサポートを受ける所が無いかなど、あらかじめ聞いておくと、良いと思います。