がんになって、日常を大切に

急性骨髄性白血病のワーキングママ、大切な日常を過ごすために。

⑥人工呼吸器かも…再びのICU

✔︎生着はした

ICUから出ると同時くらいに生着(ドナー細胞が新しい血液を作りだす)しました。感染症のため前回より遅れ気味でしたが、好中球(白血球の第一戦闘部隊)が頑張ってくれた増えてきたようです。これで熱はだいぶひきました。

 

✔︎プラス18kg

浮腫みがすごくて体重が60kg近くなってしまった。二人目を産む直前の体重です。浮腫みだけでこんなに増えるものか、恐ろしい。。。一気に水でパンパンになり、足が体重を支えきれないのです。それでもICUで動かなかった分、無菌室では自分でトイレには行こうと、必死になって水を減らしていました。

 

✔︎苦しい自覚が乏しい

「息苦しくないか」尋ねられるのですが、息苦しい感覚がどうも乏しい私。肺真っ白なんだから、苦しいはずなのですが、浮腫みだとかで何苦しいのか、よく分からんのです。

 

✔︎人工呼吸器かも

必要酸素レベルがどんどん上がり、酸素チューブが酸素マスクに。病棟では管理不能になり、再びICUに行くことに。しかも、人工呼吸器がつくかもと。その場合、意識が無くなるため、家族と話は出来なくなる。はぁ、またICUかぁ。

主治医の計らいで防護服をきた家族が顔を見せにきてくれました。母親に

「また皆で出掛けようね、絶対大丈夫だから」

と言われました。勇気付けようとしていた事は理解していましたが、

「そんな先の話しないで!絶対なんてありえない!」

と、泣き叫んでました。私の精神状態は限界だったのです。このとき、親だからこそ、ツラくあたれた事は、ある意味ありがたかったと、今なら思います。

 

ICUに行くと、「酸素マスクと人工呼吸器の間」のような機械の装着し様子を見ることに。もの凄い勢いで鼻から酸素が送られてくるため、うるさいし、逆に苦しい様な気持ちにもなりますが、お陰で酸素レベルが回復しました。人工呼吸器までいかずに済みました。ほぉっ。

 

✔︎白血球大事

生着して、着々と白血球が増えてきたので、肺の状況も徐々に良くなってきました。肺が良くなってくると、いかに今まで呼吸が浅く、胸が潰れたような感覚だったか分かってきました(遅い…)。白血球がいないと感染症による敗血症になっちゃうし、出てきてくれてありがとよぉ

 

過去二度の移植でこんな危険な状況にはならなかった。確実に臓器が弱ってきているのかな、とも思いました。

 

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