がんになって、日常を大切に

急性骨髄性白血病のワーキングママ、大切な日常を過ごすために。

⑥「人間」が削がれるICU

✔︎管の数多すぎる

首からカテーテルを入れていますが、管が足らなくなりました。どんだけ繋ぐんよ… そこで、足の付け根からも管を通すことに。点滴棒は三本あり、そこに点滴管理の機械が繋がってるので、えらい数。尿管カテーテルも入りました。

血圧管理、酸素管理、心拍数管理のコードもあり、これらが反応する度にピコンッピコンッ鳴るので、夜も寝てたのか起きてたのかよく分からない状態。

 

✔︎あらゆる動きができない

ベッドは明らかに良いベッドなのですが、座位を想定してないので、起き上がる事自体が無理。ペットボトルを飲みたい、携帯触りたい、あらゆる行動を看護師さん無しには出来ないのです。もちろん、排泄や食事もそう。オムツ導入。

寝ている以外の行動は想定されてない環境とゆうか。寝てればマシなんでしょうが、大量のステロイドが入っている中、睡眠障害も出ている私は、意識があるのに「人間」としての行動に制約を受けるこの状況が耐えがたかったのです

 

✔︎「命」を守ることが第一

そんな事を言っていられない場所がICUなのです。着替えを持ってきたのに、即「下着はいらない」と切り捨てた看護師さんをゲッ!と、思いましたが、優先順位が違うから、看護師さんの行動も違う。とにかく早い。その環境変化も面食らいました。

しかし、以前血液内科病棟にいた看護師さんを発見!私を覚えてくれていて、様子を見にきてくれました!なんだか、ホッとしましたぁ。こんな過酷な職場でよく頑張っている!

 

そんな方々のお陰で血圧は安定してきて、病棟に戻れることになりました。無菌室の閉鎖的な空間すら自由に感じ、戻れることに「一度は」安堵しました。

 

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