がんになって、日常を大切に

急性骨髄性白血病のワーキングママ、大切な日常を過ごすために。

私はうさぎだけど、サボってた訳じゃない

日本昔話の「うさぎとかめ」の話ありますよね。

私は自分のことを「うさぎ」だと思っていました。器用に色々こなせるけど、8割程度で満足して手を抜くタイプだと。スペシャリストに憧れを抱いていました。

淡々とこなすタイプのため、「まだ本気出してないでしょ」とも仕事でよく言われてました。

 

今思うと、8割まで全力疾走して「ヒーヒーフーフー」してたんだと思います。そこに気付いていなかった。残りの2割を頑張れる力が私にはあるのに、出してない自分は情けないと思っていました。

「8割までしか頑張れない自分」を認められてなかったのです。自分で自分を追い込んでました。

 

発病からここに気づくまでに、だいぶ時間を要しました。病気になっても3〜5割ぐらいは頑張れるんじゃないか、と時々全力疾走しそうになるのです。ステロイドで勘違いする時が。。。

とんでもないです。自分の病気に100%注ぐのみです。全力疾走もできないのです。

 

病気になって、依然との生活のギャップに苦しむ方、患者さんご家族多いと思います。生活上、やむを得ずギアを入れなきゃいけない事もあると思います。AYA世代なら尚更。

でも、どうか「自分」を大切に。

 

最後に、マギーズ東京で聞いた素敵な言葉を。

なんでも「自分事」として捉えてみて。妻としてではなく、妻である「自分」はどうしたい、親としてではなく、親である「自分」はどうしたい?そう考えるの。

 

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