日本昔話の「うさぎとかめ」の話ありますよね。
私は自分のことを「うさぎ」だと思っていました。器用に色々こなせるけど、8割程度で満足して手を抜くタイプだと。スペシャリストに憧れを抱いていました。
淡々とこなすタイプのため、「まだ本気出してないでしょ」とも仕事でよく言われてました。
今思うと、8割まで全力疾走して「ヒーヒーフーフー」してたんだと思います。そこに気付いていなかった。残りの2割を頑張れる力が私にはあるのに、出してない自分は情けないと思っていました。
「8割までしか頑張れない自分」を認められてなかったのです。自分で自分を追い込んでました。
発病からここに気づくまでに、だいぶ時間を要しました。病気になっても3〜5割ぐらいは頑張れるんじゃないか、と時々全力疾走しそうになるのです。ステロイドで勘違いする時が。。。
とんでもないです。自分の病気に100%注ぐのみです。全力疾走もできないのです。
病気になって、依然との生活のギャップに苦しむ方、患者さんご家族多いと思います。生活上、やむを得ずギアを入れなきゃいけない事もあると思います。AYA世代なら尚更。
でも、どうか「自分」を大切に。
最後に、マギーズ東京で聞いた素敵な言葉を。
なんでも「自分事」として捉えてみて。妻としてではなく、妻である「自分」はどうしたい、親としてではなく、親である「自分」はどうしたい?そう考えるの。