がんになって、日常を大切に

急性骨髄性白血病のワーキングママ、大切な日常を過ごすために。

⑦胸のしこりを消そう!放射線通い

✔︎乳がんとの違い

乳がんとの違いを放射線の先生に質問してみました。

無駄に広い範囲に照射しないという意味と、他に腫瘍が出来た時に照射できる可能性を残すためだそうです。乳がんは乳房に再発しやすい事がわかっているから最初からやるけど、私はエビデンスがないですからね。

ただ、説明書はほぼ乳がん患者向けのものでした。乳房の保湿をすること、ワイヤー入りの下着は避けるなどが書いてありました。

余談ですが、私は長い入院期間を経て、ブラジャーが苦手になってしまったので、スロギーか母乳パッドで生活しています。とても楽でおススメです!

 

✔︎毎日の放射線通い

2gry✖️12dayなので、土日除いて12日間通うことになりました。毎日14時に病院行く生活の始まりです。ウチは病院まで30分以内で行けるので、往復1時間で済む時もあります。近くの病院で治療できる事に改めて感謝です✨

「毎日出かける」という事が、私には良かった!服を選ぶ事もできるし、運動にもなり、体力がついた気がしました。家族以外の人と必ず喋るし。社会人生活を3年以上離れていると、それだけでも刺激になります。

 

✔︎「宇宙兄弟」の人

放射線科に着くと、まず検査着にお着替えし、最低限の荷物だけ持って、待ちます。携帯が繋がらないエリアなので、スマホもロッカーに置いておく。そこで、私は一日一冊、ハマっていた「宇宙兄弟」を読んで待っていました。放射線技師さんが宇宙兄弟の人、今日も来たなー」と思ってるかな、と勝手に想像してました。実は、レントゲン室の前に「はだしのゲン」と「宇宙兄弟」が20巻位まであるのです。チョイスと中途半端さが謎です…

旦那の宇宙への興味から買い始めた「宇宙兄弟」ですが、非常に前向きな発言が多く、闘病中の方にもおススメだと思います。

人はなぜ生きているか?の問いに対し、人は誰かに「生きる勇気」を与えるために生きている。誰かに勇気をもらいながら。天文学者シャロンが答えています。

小さい子供達がいる中で病気になった自分を責めそうになったけど、私は子供達の「生きる勇気」になっているし、子供達からも「生きる勇気」をもらってるなぁ、としみじみ感じました。

 

✓なんだかしこりが小さくなってきた⁉

経口の抗がん剤を飲んでるせいもあるかもしれませんが、明らかに発見時よりどんどんしこりのゴリゴリ感が無くなっていき、小さく感じてきました!白血病は血液の病気で、骨髄を検査しないと分からない事が多いので、目や手で触って、自分のがん細胞がやっつけられていく様子が嬉しく感じます。放射線の先生も最後の診察の際に、「良い感じですね」と言ってくれました。放射線の治療効果が出てるようで、良かったです!

 

本日もお越しいただき、お読みいただきありがとうございます♪

にほんブログ村 病気ブログ 白血病へ
にほんブログ村