がんになって、日常を大切に

急性骨髄性白血病のワーキングママ、大切な日常を過ごすために。

③移植のための入院

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✓いざ、完全無菌室へ

今までは準無菌室で過ごしていましたが、白血球が0の世界になるなため、完全無菌室に移動になります。4畳ほどの部屋にベッド、TV棚、トイレ、洗面所が完備された部屋。1か月ほどは、そこから外へは出られなくなります。あまりの閉塞感に性格が豹変する人もいるとか。。私は「イヤホン無しでTVが見れるなら快適だ」ぐらいに軽く思っていました。

口にする水は24時間以内に空けたペットボトルから、ということで、段ボールの水をベビーカーに乗せてやってきました。しかし、部屋では段ボールの直置きは禁止らしく、ロッカーにも限界があり、看護師さんの手によって部屋のあらゆる場所に水が置かれ、部屋中水だらけになりました。。。

✓乳腺外科

私は発病に伴い、強制断乳をしました。

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2クール目にはだいぶ私の乳も落ち着いていたのですが、どうも気になるシコリ。助産師さんに診てもらいましたが、断乳直後にはよくあることだし、何ともいえないと言われていました。血液内科の主治医に相談し、治療が始まる前に乳腺外科を診察させてもらうことにしました。

初めて行ったBREAST CENTER(なぜ、ここだけ英語)。ピンクの壁紙やウィッグの見本がズラリ(ここにあったか、ネットで買っちゃったよ)、女性患者へのケアを感じます。

最初はエコーだけの予定でしたが、脇で「怪しい」と発言するお医者さんが。私は「何よ何よ」と思いながら、マンモグラフィも受けることに。

乳がめちゃんこ潰されるーーー!!

断乳直後でペタンコなんだけど、それがさらにペタンコにーーーーー!!!

結果、乳腺の腫れでしょうという診察でした。あぁ~良かった。

(のちほど、この診察結果は覆ります。)

✓恒例行事

恒例行事とかした「マルク」&「カテーテル」。今回のカテーテル挿入は副担当医。しかも、研修医向けのデモもあり、ギャラリー多しでした。

「エコーで血管見て・・」
エコー使うんだぁ。今まで使ってたかな・・・。主治医が早い(雑)というべきか、副担当医が丁寧(遅い)というべきか、先生の個性が見えてきた気がしました。
 
入院計画の説明を看護師さんから受けるのも恒例ですが、
患者目標に「家族とのコミュニケーションをとれるように」と記載されてました。
パパ看護師さんが説明してくれたこともあるのですが、入院初日して家族を想って、泣いてしまいました。
「当然の反応だと思います。家族のために明日から頑張りましょう。」
とても勇気づけられました。
 
 

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