がんになって、日常を大切に

急性骨髄性白血病のワーキングママ、大切な日常を過ごすために。

白血病の診断

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病院に行けない

このご時世、発熱あり患者が病院に行くのはなかなか大変です。

前日に病院から、朝一で発熱外来の予約を取る様指示があったので、当日朝、電話すると、

「皮膚科なんですか?発熱もあるんですか?」

何度も自分の症状を説明するハメに。

「こちらから電話するまで待っててください」


ありゃ…

予約してあるのに、なかなか病院にいけない


本当にコロナに関わる医療関係者は大変だと思いました。

事務員さんも発熱あるだけで、この確認作業。電話繋がらない訳よね。。。

その後、電話いただき、発熱外来→皮膚科とゆう事になりました。

発熱外来

大学病院にも関わらず、プレハブの粗末な作りの発熱外来にびっくりしました。

鼻から検体を取って、抗原検査とPCR検査用に。プレハブで待たされる事30分位。


「抗原検査陰性なので、受診OKです。PCR検体は即入院位しか使わないので、看護師さんに渡してください」


使わない前提で説明してくれたお医者さん。これ使う羽目に。。。

皮膚科

10時予約の予定が、すったもんだで12時

ベテランそうなお医者さんが医学生?達を従え、脚のアザを一瞬見ると、

「検査項目は?はい、他に疑わしいのは?」と指示出し。


私には

「緊急採血します。1時間後位に戻ってきて」

「まぁー血管炎ではないと思いますけど、白血病とかー、まぁー検査しますから」


ん?何か言った???


とゆう事で、採血をして、モスを詰め込んで(食べておいて良かったー!)

皮膚科に戻りました。


「血液検査の結果、白血球が異常に多くて、血小板が少ないです。血液内科の先生が今日診てくれると言っているので、行ってください」

さっきの学生君達が慌ただしく電話してくれてました。

血液内科

受付あたりでウロついてると、看護師さんに

「先生から説明がありますので、呼ばれるまでこちらで待っててください」と。


「先生から説明…」とゆうワードが引っかかったものの、ここにきても、あまり不安に思っていなかった私。普通に本読んで待ってました。


しばらく待つと、重い雰囲気の先生に案内され、部屋の中に。この方、私の主治医になります。


「えーとね、白血球が異常に多いんですね。

でねー、詳しく検査して確定になりますけど、、、

白血病だと思います。


ふはっ⁉︎


「えーと、確定じゃ無いと今おっしゃりましたけど、現時点で何割位の確定度合ですか?」


「9割方、白血病です」


涙がツー。何だこれは…


「進行が早いんでね、突然だけどね、

今日から入院になりまして、1ヶ月くらいになります」


え、、嘘、、、子供は??

「私、子供いまして、会えないんですよね?」

「入院中は会えません。」※コロナ禍で入院患者は面会禁止

子供の話が出た途端、涙が溢れて溢れて仕方ありませんでした。
その後、家族構成とかを聞いて、後ほど先生から旦那に電話をすることに。


旦那は下の子を預かって出掛けてました。私からも旦那に電話。

「わたし、白血病なんだって。。。今日から入院なの。」


病院の隅っこで泣きながら電話しました。


「えっ!嘘!」

とは言いつつも、旦那は頑張って私を励ましてくれました。


実はこの時かなり動揺していた旦那。

帰りの電車の行き先間違えたらしい。。。